犬のしつけは簡単ではありません。犬は社会性が非常に強い動物です。
甘やかしをするような人間の言う事は聞きません。
しかし、犬を飼う人間からすれば、可愛くてしかたがないので、しつけをしなかったり、甘やかしてしまうケースがあります。
それを我慢してしつけるとなると、やはり精神的に強くならなければいけません。
そういった精神的強さを犬は見て感じています。
そんなしつけを通して飼い主も勉強し成長していくのです。
犬は何を考えているんでしょう。
大きくは二通りです。
まず犬のしつけがしっかり出来ている飼い主さんのワンちゃんは、常に飼い主さんの動向を見て、一緒に行動したり役にたちたいと考えます。
一方、しつけが出来ていない飼い主さんのワンちゃんは、主従関係が逆転していますので、飼い主の言う事など聞こうとしません。
逆に飼い主が自分の思い通りにならないと、吠えたり噛んだりします。
犬は毅然とした態度で、自分を主導してくれる人が大好きです。
これは私達人間も含め、社会性のある知的動物に共通する本能です。優れたリーダーが居て、それに従って生きればより生存率が高まるからです。
だから皆さんも犬を甘やかさず毅然としつけを実践し、犬に認められる飼い主にならなければいけないのです。