うつ病の治療法と対処法ではこだわることはよくありません

うつ病の治療法と対処法では、うつ病患者さんが苦しそうにしているのに、死にたい気持ちを否定している場合、それにとことんこだわることはよくありません。

困るという基本に戻ってください。その場合でも、あなた以外の人になら打ち明けられる場合もあるので、他の人にお願いしてみることも試してください。

女性のうつ病の傾向・症状・原因・治療では、一緒に困って、死にたい気持ちを確認し、少し落ち着いてきたなら、休息し睡眠をとり、一息つかせてあげることが大切です。

心配しすぎて、つきっきりだと支援者も、うつ病患者さんも息が詰まります。

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うつ病にかかると出る症状

うつ病にかかると顔つき、振る舞い、話し方などの様子も元気がなくなってきます。

頭が働かない状況が強くなると、思考制止と言われる状況になります。

いよいよは、「生きていてもしょうがない」「生きる価値もない」等と考え、何事に比べても絶望感に満ちあふれ、自殺念慮が出現してきます。

心配、焦燥感が強く、じっとしていられず、身の置き所がないという状況になる事もあります。

遂に、イライラした気分、不機イヤな態度、落ち着きのなさ等が表れる事もあります。次第に、些細な事で涙を流したり、生気のない表情が見受けられるようになります。

表情がなくなり、反応に乏しい状況になる事もあります。考えが遅々として進まず、同等の事をくどくどと考え、考えがまとまらない状況になります。

うつ病の症状・状態とは

うつ病は「まじめでいい人」ばかりがなるものではない

かつてうつ病は、まじめで、几帳面で、コツコツと努力を惜しまず、責任感の強い人に多いとされていました。

「まじめでいい人」ほどうつ病になりやすいというのは、そのためにいわれるようになったのでしょう。

あるタイプのうつ病は、たしかにこのような性格の人に多い傾向があります。しかし、うつ病にはいくつかのタイプがあり、なりやすい性格もさまざまです。

必ずしも「まじめでいい人」ばかりがなるものではありません。

疲れているといっても、そんな風には見えないのですが・・・

うつ状態に対する人をそのように見えてしまうことが多いのです。個人の対処の癖に表面飾りとしがみつき行為と呼んでいる代表的な二つがあります。

表面飾りとは、うつ病の当事者がじわじわと進む苦しさを、決して外には出さないように(見せないように)と、努力してしまうことです。その結果当事者はさらに苦しい思いをすることになります。

飾るためにかなりのエネルギーを消耗してしまうからです。